今年8月、フランス国パリでは、オリンピックが開催されました。オリンピックの獲得メダル数から、金メダル20個から日本の国歌斉唱の場面は20回、金銀銅合計45個から国旗は45回掲揚されました。
パリオリンピックも閉会して、パリオリンピックロスにある人も、次回四年後の開催はロスオリンピック(ロスアンジェルス)ですから、ロスは解消され期待して待ってください。
優勝を讃える、国旗掲揚、国歌斉唱と各国の国旗、国歌を見たり、聞いたりしております。
日本の国旗、国歌は平成11年8月13日施行の「国旗及び国家に関する法律」(下記※注1)で、正式に国旗は日章旗、国歌は君が代となったのは、最近であることに意外な気がします。
私の北海道様似町での小中学校時代は、日教組、北教組の指導からか、入学式、卒業式でも「君が代」を斉唱したことがなく、歌詞を知りませんでした。相撲の千秋楽にラジオ、テレビで聞くくらいの経験でした。東京の大学の入学式で、他の学生は普通に斉唱できる事に驚いたという印象があります。
今は、ライオンズクラブの例会の前、相撲の千秋楽と起立して小中学校時代の斉唱していなかった分を取り返すくらい斉唱しております。
弁当には、「日の丸弁当」というものがあり、弁当箱に白米と真ん中に真っ赤な梅干しがあるだけのものです。
日清戦争、日露戦争での死者の三割くらいは、戦死でなく「脚気・かつけ」が原因といわれている。当時の兵隊にとっては、白米が食べられるというのは、大変な贅沢であったとの事です。日露戦争で遼東半島の戦いで、日本の陸軍の兵隊を倒しても倒しても、立ち向かってくるエネルギーは何かとロシア軍が調べたら、白米と梅干しの「日の丸弁当」、おにぎりにあったと報告したとの事です。この当時白米と梅干しという「日の丸弁当」、梅干し入りおにぎり🍙というものは、兵隊さんには贅沢な食物であったのです。
白米を主食にすると、脚気になると軍医の森鴎外も分からず日露戦争で兵隊を死亡させた史実もあり、また江戸に参勤交代で武士が二年間白米生活の主食で暮らすと脚気となり、薩摩藩などは「江戸煩い・えどわずらい」と言われ、また3代将軍徳川家光、14代将軍徳川家茂も煩ったというセレブな病気です。
因みに、私小関は「脚気」を嫌い、白米でなく毎日朝食は100%の発芽玄米、納豆、みそ汁、青汁を食べて「脚気」でなく「活気」、「勝気」が増すように心がけています。
白米の俗語に、「銀しゃり」というが、食料不足のとき、麦飯等の代用食に対して言われたものです。
「銀しゃり」とは、釈尊の遺骨が尊いことから、遺骨の白さに因んで白米の米粒が「銀舎利」と呼ばれている。この、銀舎利を「スリランカの至宝 釈尊の真身御舎利 特別御開帳」で見学に行き、顕微鏡で見ましたが、それくらい小さい一つの米粒のような遺骨でした。銀舎利は、世界中に分配したとのことです。
君が代の歌詞の元は「古今和歌集」のなかの読人知らず和歌が「君が代」の原文ですが、 「君が代に 八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」と我々が斉唱している歌詞とすこし相違しています。
最初の歌詞の「君が代は」、「我が君は」であったと言われ、結婚式で高砂やとおめでたい慶事の時に謳われていたとされている。
君が代の「君」とは「キ・ミ」「キ」は男神イザナキノミコト、「ミ」は女神イザナミノミコトの二人の神様を表し「男キと女ミ」という意味です。
10世紀の読み人知らずの短歌で、世界最古で、歌詞も世界最短であると奥の深いものである。最初は明治3年イギリス陸軍軍楽隊長ジョン.ウイリアム.フェントン作曲、林廣守、億好義、フランツ、エッケルトの編曲です。
国旗の由来は、以前ブログで発表した下記の「日の丸背負って※注2」を参考にしてください。
日の丸の赤の由来は、諸説ありますが、1500年前の538年仏教伝来に聖徳太子が太陽を表す仏法の旗として、1300年前の712年「古事記」の神の子の赤子として表現しているといわれている。世界で一番古い国旗でもあります。
どこの国も、船が各国に入港するのに、自国を表すために国旗を掲揚しなければならないと国際法で決められているので、日本は自国を日の丸は、船に掲載しています。他人の国に入るのに、勝手にははいれません。
日本で、国歌・国旗が軍国主義に繋がると反対する輩は、愛国心もないただのスタンドプレーをする、偽善家と思ってならない。
※注1
「国旗及び国家に関する法律」(平成11年法律第127号)
(国旗)
第一条国旗は、日章旗とする。
2日章旗の制式は、別記第1のとおりとする。
(国家)
第二条 国家は、君が代とする。
2君が代の歌詞及び楽曲は、別記第2のとおりとする。
別記第1
日章旗の制式
1.寸法の割合及び日章の位置
縦 横の三分の二
日章
直径 縦の五分の二
中心 旗の中心
2.彩色
地 白色
日章 紅色
別記第2
君が代の歌詞及び楽曲
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
いわおとなりて
こけのむすまで
※注2 「日の丸」背負って 平成21年3月31日ブログ 原文のまま
日章旗としての、日の丸の国旗は、フランスがこの日の丸のデザインを買いに来たというくらい、シンプルで、すばらしい旗です。
昨年は、北京オリンピック、この度は、WBC侍ジャパンで日の丸が掲げられた。
選手皆様さんは、「日の丸」を背負って、すごいプレッシヤーで戦いましたとインタビューでこたえます。
学校では、卒業式、入学式で、一部の反対があるものの、「日の丸」が掲揚されます。
いわゆる、旗日といわれる、祝日にも、各家庭では掲揚することが、少なくなったのは、大変残念なことです。
日の丸が国際的に日本の国旗となったのは、勝海舟、福沢諭吉一行が咸臨丸に掲揚してからといわれています。
国旗として扱われる以前の歴史として、日本人は古来、太陽を信仰の対象としており、聖徳太子も隋の皇帝へ「日出処天子~」で始まる手紙を送っている。また国名「日本」=「日ノ本」というところからも太陽(日の出)を意識したものと考えられます。
本来、聖徳太子が仏法の旗として考えたものとされている。
大和の国は、日出ずる国といって赤は太陽を表している。
赤白和合(しゃくびゃくわごう)として、白は男の骨、精子を表し、赤は女の肉、血を表すといわれている。男が女を優しく包んでいるような気がする。
血は白い脊髄で作られ、赤い色となり、赤い血からできる母乳、精子は白い色からなっている。女性の血のめぐりを月経というように、月の引力の周期でめぐるから月経といわれる。
日本という国の名前は、日ノ本といって日は日輪、本は阿弥陀からなったといわれている。
このように、大変意味深い「日の丸」掲揚を反対する人は、愛国心がないのではないでしょうか。国家斉唱を「君が代」の代わりに「日の丸の旗」を斉唱したら、日教組も納得するのではないでしょうか。
「日の丸」を背負うといっても、「親方日の丸」を背負わないようにしましょう。
唱歌「日の丸の旗」
白地に赤く、日の丸染めて ああ、美しい 日本の旗は
青空高く、 日の丸揚げて ああ、美しい 日本の旗は
朝日に昇る、勢い見せて ああ、美しい 日本の旗は
令和6年8月30日
小関勝紀